動物看護師の聴診器選び方

動物看護師の聴診器選び方

動物看護師の聴診器選び方

獣医師

こんにちは!動物病院初診専門コンサルタント獣医師MicVet です。小動物臨床6年,ペットフードメーカなどで約1500件の動物病院を担当,動物病院スタッフ向けに毎日がちょっと楽しくなる情報発信中です。

今回は初めて聴診器を買う獣医師,動物看護士向けの聴診器の選び方についてご紹介します。

聴診器の歴史は古く1816年フランスの ルネ・ラエンネックという医者が直接患者の体に耳をつけなくても聴診ができるようにと発明したといわれています。

それまでは直接耳をつけていたんですね。笑

動物用の聴診器もありますがここでは一般的に使用されている人用の聴診器をベースにお話ししていきます。

対象動物の大きさ

動物の大きさ

獣医療で聴診器を使う場合にはまず聴診器を使う動物が何か?を考えます。

牛や馬、豚などの産業動物を主に診療する場合は成人用の聴診器

犬や猫、鳥などの小動物を主に診療する場合には小児用・新生児用の聴診器を使います。

  

聞きたい音

聴診器

聴診器は体の音を聞くことで診断の助けをしてくれるツールですが実は

そのによってチェストピースの種類が変わります。

患者さんに直接あてる部分のことをチェストピースといいます。

主に使用されるチェストピースは2つあります。

  

ベル型の聴診器

ベル型の聴診器

ベル型 聴診器の原型ですべての周波数の音を聞くことができます。

使用例:心音 血管音 など

  

膜型の聴診器

膜型の聴診器

膜型(ダイヤグラム型) 高音域の音(キンキンといった金属音など)を拾いやすい。

使用例:心雑音 血管雑音 など

最初に全ての音域を拾いやすいベル型で聴診を行い

ん?っと思ったら膜型(ダイヤグラム型)で再確認するのがより確実です。

聴診器おすすめ

おすすめ聴診器

ベル型と膜型(ダイヤグラム型)両方備えているタイプのものをお勧めします。

音の違いを感じることができますし、これからどんな症例でも対応できる聴診器が使いやすいですね。

安くて軽い練習用聴診器

専門学校などでよく使われている聴診器です。特徴はなんと言っても軽くて扱いやすいところです。

聴診器を使うのはバイタルチェックの心拍数と呼吸数を数える程度という方におすすめです。

   

多くの動物病院で愛される小児用聴診器

成人用の聴診器だとミニチュアダックスやポメラニアンには大きすぎる
新生児用では大型犬の診察には音がうまく拾えない

大きすぎず小さすぎず絶妙な大きさなのが小児用聴診器です。

迷っているならこの聴診器を一番におすすめします。

  

有名な聴診器ブランドリットマン聴診器新生児用

リットマンは人医療で定評のある聴診器の老舗ブランドです。

トイプードルやチワワなど超小型犬や生まれたばかりの子犬の心臓音を聞くのに

リットマンの新生児用がちょうど良い大きさで先天性の循環器疾患を見つけるのに重宝します。

聴診器になれて音の違いがわかる方におすすめです。

  

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
あなたの目標が叶うように応援しています。

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