動物看護師の国家資格がなくても動物病院で働く

動物看護師の国家資格がなくても動物病院で働く

ついに動物看護師・・・ではなく「愛玩動物看護師」が国家資格になります!

遅くとも3年以内に執行されるそうで、第1回目の国家試験は2023年に行われる見込みです。

動物看護師国家資格化で何が変わるの?

一番知りたいところがやはり「何ができるの?」だと思います。

これまで動物看護師は「採血・注射・調薬」ができない。とされていましたが新しくできた「愛玩動物看護師法」と改正された「動物愛護法」によって採血や注射、マイクロチップの挿入などを行うことができるようになります。

一方で「資格を取らないと動物病院で働けなくなる!?」っという不安を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

 結論から言うと大丈夫です!国家資格を取らなくてもこれまで通り動物病院で働くことができます!

そこで今回は2019年7月現在、国家資格がなくても動物看護師ができるお仕事についてまとめました。

愛玩動物看護師の国家資格のは絶対必要?

 これまで動物看護師はアニマルテクニシャン・ベテリナリーナースなど各団体がそれぞれ独自の資格制度を管理していました。

これが統一され、現在の「統一認定動物看護師」という民間資格になりました。

2019年現在、この「統一認定動物看護師」の試験をクリアした方の事を動物看護師として認識されています。

 2019年6月に新しくできたの愛玩動物看護師国家資格は「統一認定看護師」の上位版と解釈することができます。

国家資格がなくてもこれまで通り統一認定試験をクリアした知識と経験があれば引き続き動物看護師として働くことが得来ます。

国家資格がなくてもできる動物病院のお仕事

受付業務

 動物病院にとって受付は最初に患者さんに向き合うため、動物病院の印象を決める重要なお仕事です。患者さんの状態を飼い主さんからお話を聞きます。専門的な知識や経験が必要ですがこれまで通り、国家資格がなくてもできます。

入院動物のケア

最近では動物病院で入院管理を専門とする動物看護師さんも増えてきました。

病気の特徴を理解し、獣医師に指示されたケアを行います。患者一人ひとりに合わせた対応が求められる難しいお仕事ですが国家資格がなくても行うことができます。

診断を伴わない検査

動物病院では血液検査、尿検査、糞便検査など様々な検査が行われます。

この検査結果をもとに獣医師が診断・治療を判断するのですが、検査をするところまでであればこれまで通り業務として行うことができます。

 検査結果から病名を判断したり、それを飼い主さんに説明することはできません。

日常のお手入れに関する指導やお手入れ

グルーミングや爪切り、歯磨き指導など

動物のお世話をすること、またその指導をすることも国家資格は必要ありません。特に歯磨き教室などすでに多くの動物看護師さんが行っている事ですが、これも法律上国家資格がなくても問題ありません。

ライフステージに合わせた栄養指導

 動物の生活スタイル、年齢に合わせてペットフードなどの食事やおやつに関する相談指導も国家資格なしでできます。ただ、栄養学的な知識と経験がなければなかなか正しい指導は難しいです。

動物の保定

 動物を診察するのに絶対に必要な保定。

動物の体格や性格に合わせて絶妙な力加減で押さえるこの行為は立派な獣医師にとってはなくてはならない診療補助ですが特に資格が必要な行為ではありません。

院内の衛生管理

 感染症を持っている動物の管理や薬品などの管理、どれも病気や薬の知識があれば資格がなくても行える業務です。ただ、動物から人へ感染する病気、人獣共通感染症などのリスクが伴いますので専門家からの教育を受けておいた方が良いでしょう。

その他 国家資格がなくてもできる動物病院のお仕事
  • 人と動物の共生に必要なトレーニング(しつけ教室など)
  • 学校教育やアニマルセラピーなどの動物介活動
  • 動物飼育者への飼育支援 (ペットシッターや飼育に関する助言)
  • 動物のライフスタイルに合わせた栄養管理
  • 災害時の被災動物支援

いかがでしたでしょうか?

愛玩動物看護師という国家資格がなくても動物病院でのお仕事はたくさんあります。ただ、どれも知識と経験が必要なものですので動物と人との暮らしを守れるように勉強しておくことが大事です。

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